コラム
のどの病気
喉頭癌
 喉頭癌は耳鼻科領域の癌では最も多いと言っていいでしょう。

 症状は癌が喉頭のどこにできるかによって違います。
 喉頭は声帯とその上、すなわち口に近い方(声門上)、およびその下、つまり肺に近い方(声門下)の3つに分けられます。
声帯に癌ができた場合は早期から声がかすれます。
したがって、声帯の発生した場合は早期発見が可能です。早期に発見されると放射線治療や癌とその周囲の声帯をレーザーで切除するような治療で、声を残すことが可能なこともあります。また、早期発見されやすいことによって治療成績も比較的良好です。

 一方、声門上や声門下に発生にした癌では初期には声のかすれは生じません。
ノドの痛みや異物感、血の混じった痰などの症状がみられることもありますが、初期にはあまりはっきりした症状がないこともよくあります。

 いずれにしても、早期発見が大切ですので、声のかすれはもちろん、かぜと違ってノドの症状が続いて良くならない場合は耳鼻科を受診して下さい。