それには、まず患者様の訴えをじっくりお聞きすることから始まると考えています。それによって、患者様がどのようなことに困っているのか、どんな症状に悩まされているのか、等がわかるからです。
診察は患者様の訴えをじっくりお聞きすることから始めることで、問題点をはっきり把握します。その上で、耳、鼻、ノドを診察し、必要に応じて内視鏡(ファイバースコープ)や顕微鏡を用いてさらに詳細な診察を行います。それらの所見からレントゲン検査や聴力検査、血液検査など、必要不可欠な検査を最小限で行います。
診察や検査の所見から診断を行い、治療方針を決めます。この際に、可能な限り診察時の所見の写真をお見せしたり、検査の結果をわかりやすく説明して、患者様にもご自身の状態を把握していただくように努力しています。その後、現在の状態に対して最も良いと考えられる治療方針についてお話しいたします。
我々のこれまでの経験や知識から治療方針をお示ししていますが、一方的に押し付けるつもりはなく、患者様のご希望、お考えも伺って一緒になってどのように治療していくかを考えていきます。そうすることによって、納得して治療を受けていただくことができ、治療に多少時間がかかっても途中で治療を中断してしまうことがなくなっていくと思います。
専門用語を使わず、丁寧にわかりやすくご説明するように心がけていますが、中には充分でない点や、納得できない点、などもあると思います。少しでも不安に思うこと、わからないこと、等があれば、遠慮なくお尋ねください。
イズミメディカルモール2階にお上がりいただき、受付を行なって下さい。
※エスカレーター、エレベーターが施設内にございます。
皆様に安心して当院をご利用いただけるよう、丁寧な説明を心がけております。疑問がございましたら、遠慮なくお聞き下さい。
診察受付、会計やお薬の処方箋をお渡しする窓口です。
受診の際にはまず受付で診察券をお出し下さい。また初診の場合は健康保険証や乳児医療券などもお願いいたします。
待合室には小さなお子様用にぬいぐるみや絵本、キッズスペースを用意しております。自由にお使い下さい。
もし、お待ちいただいている間に気分が悪くなった場合は遠慮なく受付けやスタッフにお申し出下さい。
当院に設置しております診療機器をご紹介します。
鼓膜の観察、鼓膜切開、耳の細かい処置などに使います。鼓膜を含め耳の中は狭いですので、顕微鏡で拡大して観察することでより詳細な診察ができます。
耳の聞こえ具合を測ります。
難聴の有無と同時に、難聴がある場合にはどのような難聴であるか、つまり中耳炎などによる難聴か、内耳や神経の問題で難聴が起こっているのか、等を調べます。
鼓膜の中の気圧の状態を測定します。“耳が詰まった感じ”なの症状の際に、この検査で鼓膜が奥に凹んでいる状態や、耳(鼓膜の奥の部屋)に液体がたまっている状態、等の診断に役立ちます。
副鼻腔の状態などを診断します。副鼻腔は片方で3~4か所あります。それぞれの副鼻腔に炎症所見がないかどうか調べます。
主に鼻やノドの奥(喉頭)を診察します。時には鼓膜など耳の状態も観察します。先端部直径は約3.2mmと非常に細いものですので、患者様の負担は少ないと思います。電子ファイバーは光学ファイバーより詳細な観察ができ、所見を写真にして患者様に見せながら病状説明をすることが可能です。
主にアレルギー性鼻炎や花粉症の場合に、鼻の粘膜にレーザーを当てて、アレルギー反応を起こりにくくします。局所麻酔で両方の鼻粘膜に対して行っても約20分程度(麻酔の時間も含めて)です。
薬(抗生剤や炎症をとる薬、あるいはアレルギーの薬)を非常に小さな粒子にして吸入していただき、通常では薬の到達しにくい鼻の奥や副鼻腔、ノドの奥に直接作用するようにします。
耳に麻酔液をいれて鼓膜の麻酔をする器械です。麻酔の時間は約10分です。鼓膜切開の前などに行ないます
めまいに伴う目の動きを観察します。めまいの際には自分の意思とは関係なく目が動きます。特に目の前を暗くすることでその動きは観察しやすくなります。このような目の動きを観察することがめまいの診察には非常に重要です。
睡眠時無呼吸の検査です。当院では軽量の簡易型の器械を患者様にお貸出しすることによって、ご自宅で一晩睡眠中に検査をしていただき、結果をコンピューターで解析して評価します。この検査の結果により治療方法が異なります。
予約診療について(ネットから予約)
午前9:30~12:30 (月火木金土) 午後16:00~19:30(月火木金)
※水曜・日曜・祝日は休みです。 土曜日は午後休診です。
※土曜日は耳鼻咽喉科専門医2名で診療しています。
★金曜午前の副院長の診察は補聴器相談です。
補聴器相談は、日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医である石田恭子医師と認定補聴器技能者が補聴器相談を行っています。 まず、一般の診察を受けていただき、聴力検査など必要な検査を行って、補聴器が必要かどうかを判断いたします。その上で補聴器相談外来に予約いたします。 なお、補聴器相談の予約はWeb予約ではできません。ご了承ください。