花粉症の方は早めの対策をお勧めいたします。
2026年1月28日
来週には2月に入ります。近畿地方のスギ花粉の飛散開始は2月後半、3月初めから中頃がピークで、その後徐々に減少します。ヒノキ花粉は3月下旬から飛散開始、4月初めから中頃がピーク、5月初めに終了になる、というパターンが一般的です。
さて、今年の花粉飛散予報はどうでしょうか。
昨年は春の花粉は非常に多く飛びました。その翌年は通常は花粉飛散量は少なくなる場合が多いと言われていますので、今年は昨年よりやや少なくなる可能性があります。しかし、昨夏は高温、日照時間も長かったため、スギの花芽の着花が進んでおり、今年も昨年同様に多いと予測しているものもあります。ここ10年の平均との比較では多いという予測ですので、油断せず、早めに、しっかり対策してください。
花粉症の治療
抗ヒスタミン薬をはじめとした内服薬、点鼻薬(点鼻ステロイド)、点眼薬などです。 内服薬には多くの薬があります。効果、眠気などの副作用も個人差が非常に大きいです。それぞれの人の症状の種類、強さ、あるいはライフスタイルなど様々なことを考慮して薬を選択します。
受診のタイミング
毎年花粉症の症状が出る方は、本格的な花粉飛散開始の約2週間前から薬の使用を開始(初期療法)しましょう。近畿地方のスギ花粉飛散開始が2月半ば頃であることを考えますと、2月初めころから薬を使い始めるのが良いと思います。このように初期療法を行うことで、症状が出るのを遅らせたり、ピーク時の症状が抑えられることがわかっています。
花粉が多く飛ぶ年は多くの方が花粉症を発症することが報告されています。これまでこの時期に症状がなくても、くしゃみや鼻水等の花粉症と思われる症状が出た方は、早めに医療機関で花粉症かどうか診断を受け、必要な治療をしてください。
また、確定診断には血液検査を行います。当院では、指先で極く少量の血液での検査で、30分で結果出る方法も可能です。注射器は使いませんので、幼小児でも検査することができます。
スギ花粉症と確定した場合には、今シーズン終了後にスギ花粉舌下免疫療法を始めることも可能になります。舌下免疫療法は唯一の根本治療です。これまで多くの方に行ってきましたが、充分効果が期待できます。






